平成24年度 日・EUフレンドシップウィーク展示 「デンマーク体操:あらゆる世代の健康をめざして」 Niels Bukh’s Danish Gymnastics

展示概要

会期2012年5月15日(火)~5月31日(木)
※ 土曜と日曜は閉室します。
場所一橋大学附属図書館 公開展示室(時計台棟1階)
時間9:00~17:00(入場無料)
同時開催EU資料展 EUSI (EU Studies Institute in Tokyo) 事業展
EUSIウェブサイト

ご案内

 デンマークは「世界三大体操」(他2つは、ドイツ体操とスウェーデン体操)のひとつ、デンマーク体操が考案された国です。18世紀末に成立したこの体操はその後いくたびか改変を経験しますが、現在ではニルス・ブックNiels Bukh (1880~1950)の提案した「基本体操」primitiv gymnastikがよく知られています。彼は体操のなかに社会衛生理念を込め、日常生活に由来する非健康的な身体を矯正することや、職業能率に関わる身体能力を向上させることを体操に期待しました。本展示では、健康改善を図る目的で提唱されたブックのデンマーク体操を中心に紹介します。

 欧州連合の創設記念日「ヨーロッパ・デー」を中心とする「日・EUフレンドシップウィーク」の企画として、一橋大学附属図書館では2005年以来、「日・EUフレンドシップウィーク展示」を開催してまいりました。本年度は、2012年1月より半年間EU理事会議長を務めるデンマークに着目し、デンマーク体操をテーマに据えました。本展示が、同国の歴史・文化・スポーツに関し、理解を深める機会になれば幸いに存じます。

 本企画に際し、学校法人玉川学園および自由学園資料室より、画像資料の提供等ご協力いただきました。資料調査については、デンマーク王立図書館およびオレロップ体育アカデミーのスタッフのみなさまに大変お世話になりました。ここに御礼申し上げます。

We are very grateful to Det Kongelige Bibliotek and Gymnastikhojskolen i Ollerup for all the help and advice they gave.

展示資料