ヨーロッパ 時空の交差点 ―場所に学ぶ、書物に学ぶ、その作法―

開催概要

タイトル一橋大学附属図書館ブックトーク2016
ヨーロッパ 時空の交差点 ―場所に学ぶ、書物に学ぶ、その作法―
日時平成28年6月24日(金) 16:30~18:30 (16:00開場・受付開始)
会場一橋大学附属図書館会議室 (時計台棟1階)
講師大月 康弘 氏 (一橋大学大学院経済学研究科教授, 西洋史・経済社会構造分析)
紹介著書『ヨーロッパ 時空の交差点』(創文社, 2015年)
主催一橋大学附属図書館, チーム・えんのした
参加者数89名
ブックトーク2016年6月24日(画像1)

開催報告

ブックトーク2016年6月24日(画像2)
▲ 自著を語る大月教授
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▲ 熱心に聞き入る参加者

一橋大学附属図書館は6月24日(金)、ブックトーク2016『ヨーロッパ 時空の交差点 ―場所に学ぶ、書物に学ぶ、その作法―』を開催しました。

今回の講師は、西洋史・経済社会構造分析を専門とする一橋大学大学院経済学研究科の大月康弘教授が務め、著書『ヨーロッパ 時空の交差点』(創文社 2015年)をテキストとして講演しました。一橋大学の西洋史研究の伝統を踏まえながら、「中世ローマ帝国」を軸に、「時間」「国家」「地域」「人間の経済」といった切り口から、「ヨーロッパ」について語りました。

会場には、90名近い参加者が集まり、席が足りず立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。質疑応答では、ヨーロッパの移民受け入れ問題やイギリスのEU離脱の是非を問う国民投票など時事的な話題に関連した質問があり、テーマへの関心の高さがうかがわれました。

アンケートには、「現代社会に非常に通じる考え方があり、満足しました」、「ビザンツ研究者の先生が相対化するヨーロッパが興味深かった」、「本を読んでみようと思いました」「学習意欲がわいた」「ブックトークを今後も続けてほしい」などの多くの意見が寄せられました。

関連図書展示

講演会に先立ち、図書館本館1階読書スペースYomoccaで、附属図書館で所蔵する関連図書の紹介展示を行いました。

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