民主化は物語の終わりでなく始まりだった ―ブックトーク・編著者が語る『後退する民主主義、強化される権威主義』

開催概要

タイトル アジア経済研究所図書館&一橋大学図書館共同利用制度締結5周年記念講演会
民主化は物語の終わりでなく始まりだった
― ブックトーク・編著者が語る『後退する民主主義、強化される権威主義』
日時 令和元年10月4日(金) 17:15~18:45 (16:45開場・受付開始)
会場 一橋大学附属図書館会議室 (時計台棟1階)
講師 川中 豪 氏(アジア経済研究所地域研究センター長) 
紹介著書 『後退する民主主義、強化される権威主義 : 最良の政治制度とは何か』
(川中 豪 編著, ミネルヴァ書房, 2018.7)
主催 日本貿易振興機構アジア経済研究所図書館, 一橋大学附属図書館
参加者数 41名
ブックトーク2019年10月4日(画像1)

開催報告

ブックトーク2019年10月4日(画像2)
▲ 自著を語る川中先生
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▲ 熱心に聞き入る参加者

10月4日(金)に、「民主化は物語の終わりでなく始まりだった ― ブックトーク・編著者が語る『後退する民主主義、強化される権威主義』」を開催しました。
講師は、アジア経済研究所地域研究センター長の川中豪氏。著書『後退する民主主義、強化される権威主義:最良の政治制度とは何か』をもとに、新興民主主義の抱える課題や今後の行く末についてお話いただきました。
当日は学部学生から学外者まで40名以上の参加者が集まりました。質疑応答では、「ポピュリズムをどう理解するか」、「日本における民主主義は発展途上国などと比較すると、どの程度まで機能しているか」など活発なやりとりが行われ、テーマへの関心の高さが窺われました。
参加者アンケートでも、「元となる本があり、その本をもとにトークをするというのは実のある議論になり、大変良い企画と思います」、「様々な質問にも正面からお答えいただき、大変勉強になりました」等の感想が寄せられました。

関連図書展示

講演会に先立ち、図書館本館1階読書スペースYomoccaで、附属図書館で所蔵する関連図書の紹介展示を行いました。

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