都留重人名誉教授追悼展示    都留重人−経済思想と交友

一橋大学の校章

日    程: 平成18年4月12日(水)〜5月10日(水) [終了しました]
場    所: 一橋大学附属図書館 公開展示室(時計台棟1階)
入場時間 : 月〜金曜 9:00〜16:00 (入場無料)(土・日・祝日は休室)


本学学長を務められた都留重人名誉教授が、2006年2月5日に逝去されました。

都留先生は1948年に東京商科大学(現一橋大学)教授へ着任し、以来経済研究所長や一橋大学学長を歴任、1975年に退官されました。

2003年には経済研究所へ手稿・書簡を含む膨大な研究資料が寄贈されました。この寄贈資料の紹介として2004年には附属図書館・経済研究所企画展示「都留重人と激動の時代〜いくつもの岐路を回顧して〜」と題して展示を行ったほか、都留重人教授の講演会を開催しました。

今回は、平成16年度企画展示より再構成して都留先生の軌跡の一部を紹介します。

訃報記事の多くで言及された第1回『経済白書』(経済実相報告書)をはじめ、一橋大学学長時代の入学式辞原稿などの手稿、サムエルソンらからの書簡類、戦前からの多数の写真類を展示・紹介します。

なお、 経済研究所資料室では「都留重人メモリアルコーナー」を設け、これらの寄贈資料を常設展示しています



【略歴】

学際的、国際的に活躍したリベラルな近代経済学者。アメリカ留学中ハーヴァード大学で理論経済学の巨星シュンペーターに師事し、サムエルソン、ガルブレイスらと交流を深めた。戦後、経済安定本部へ入り第1回経済白書である『経済実相報告書』を執筆(1947年)、戦後経済の実態を率直に国民に示した。 高度経済成長時には効率重視の資本主義社会を批判的に分析し、問題提起を行った。 また公害問題をいち早く指摘、1971年には『公害研究』を創刊するなど幅広い言論活動を行っている。 学長就任後、現在図書館で所蔵するフランクリン文庫の購入に尽力する。 一橋大学退任後(1975年)も、晩年まで精力的な活動を行った。 2003年には経済研究所へ手稿、書簡を含む膨大な研究資料を寄贈した。

【参考文献】 【関連情報】

【展示品リスト】
一橋大学 附属図書館 展示・貴重資料ワーキング・グループ