髙本善四郎氏 助成図書コーナー

附属図書館本館1階のこのコーナーでは,テーマを随時設定して小展示を実施しています。
展示資料は,通常の蔵書と同等に利用できます。貸出もご遠慮なく。
「髙本図書助成金購入図書選定基準」に基づいて新規購入した資料と,昔からの所蔵資料とを組み合わせて展示を構成しています。
各回の展示資料を紹介する解説リーフレットとして、『TZ〈ほんの窓〉』を発行しています。


  • 『鐘 : 一橋大学附属図書館報』 No.43, p.6 (2002.10.1)
    「髙本善四郎図書奨学基金および図書助成金について, 附属図書館では,平成14年1月にダイトエレクトロン(株)名誉会長髙本善四郎氏より「図書奨学基金」として1千万 円,さらに4月には「図書助成金」として1億円という多大なご寄附をいただきました。髙本氏は昭和9年東京商科大学専門部を卒業,同27 年大都商事(株)を創業し,傍らダイトロン障害者福祉財団を設立 。また社内の読書運動の展開にも尽力してこられました。図書館では髙本氏の趣旨に基づき,本学教官の直筆原稿類の保存と電子化に着手し,また本学の青年が読書を通して 自己を形成し,学問の学びと喜びを深めるよう図書館資料を備えるため,附属図書館委員会において選定を開始しました。」
  • 『鐘 : 一橋大学附属図書館報』 No.44, p.7 (2003.4.1)
    「平成14年度髙本善四郎図書奨学基金および図書助成金について,髙本善四郎図書奨学基金による平成14(2002)年度事業は,本学教官の手稿類の保存事業にあてられ,三浦新七,上田貞次郎,中村進午各先生の資料について電子化および中性紙保存ケースによる原物保存を,米谷隆三,都留重人先生資料については現物保存の手当を施しました。また,髙本善四郎図書助成金については,2002(平成14)年11月27日附属図書館委員会上の第1回選定において,学部生および院生向に,名著・古典類約400冊が選定されました。」