平成17年度一橋大学附属図書館企画展示

オウエンから一橋へ : 消費組合の成立と展開

2. イギリスにおける協同組合思想 : 萌芽からロッチデール原則まで

2.6 ロッチデール原則とICA協同組合原則

現在の協同組合の運営スタイルを確立したのはロッチデール公正先駆者組合であり、その組合運営の方式は「ロッチデール原則」と呼ばれている。彼らの成功に影響を受け、イギリスのみならず世界各地で協同組合が設立され、先駆者組合の経営理念を「ロッチデール方式」としてその経営に取り入れていった。これが後に国際協同組合同盟(International Co-operative Alliance 略称ICA)の協同組合原則の原型となった。ロッチデール原則は、民主的運営・自由加入制・出資金に応じた配当金・現金取り引き・教育の促進・政治的および宗教的中立などから成り、協同組合の経営理念を表している。ICAの協同組合原則は、このロッチデール原則を原型としながらも、時代の変化に対応して原則の内容を変化させている。現在では、1995年に採択された7原則が協同組合原則とされている。

【参考文献】 [出品資料]


一橋大学 附属図書館