平成18年度一橋大学附属図書館企画展示
江戸時代の豪農と地域社会 : 岡田家文書の世界

成立当初の岡田家 [展示ケース3]

岡田家は18世紀初め頃、長谷川家という家の名跡を継承して成立した、新興の家である。成立当初の岡田家の姿はこれまで、ほとんど知られてこなかったが、新たに発見された経営帳簿類によると、肥料・木綿を商う商人、居村岡村と隣村藤井寺村の土地を集積し多くを小作に出している地主、そして、質屋業を含む金融業者(利貸し)という、複数の顔をあわせ持つ有力百姓だったようである。19世紀以降とくらべると、商人としての性格を色濃く持っている点が特徴的である。


出品資料 成立当初の岡田家の経営圏
一橋大学附属図書館 学術・企画主担当