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― 第3回常設展 ―

2002.6.18〜2002.8.30


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【展示室】


【資料】
昭 和 戦 前 当 時 の 学 長 の 写 真
国立移転 ― 壁面
国立移転 ― 展示ケース
    「東京商科大學工事画報」

   「日刊土木建築資料新聞」昭和5(1930)年9月5日付148号の付録特集記事。設計や工事の概要
  に加えて,附帯工事や材料納入等の下請業者まで紹介されている。
   ちなみに,元請業者である飛島組,すなわち現在の飛島建設は,平成12(2000)年3月に竣工した
  現図書館本館の施工と,それに先立つ旧書庫等の解体にも携わっている。
  図書館玄関ホールの時計



  図書館1階玄関ホールの奥,

  現在の本館入口の頭上に

  取り付けられていた時計。

  建設当時からのものかどう

  かは不明だが,電動式で

  時計台と連動していた。

 (上)
  国立移転時の東京商科
  大学鳥瞰図 (水彩画)



 (下)
  藤原惠洋
  「カドゥケウスの杖のもとで:
   一橋大学キャンパス守護
   像ウォッチング記」

  『一橋インターナショナル・ニュース
   レター』 Vol. 17 (1992)−Vol. 21
   (1993) 掲載

  築地本願寺の設計者として
 知られる大建築家、伊東忠太
 (1867−1954)による兼松講堂
 (1927年竣工)を嚆矢として、
 赤松の林の中に、ヨーロッパ
 中世のロマネスク様式を採った
 建物が次々と建てられた。この
 時建設された兼松講堂、図書
 館(現時計台棟)、本館、東本
 館などはその文化的価値から、
 保存に値する建築物に指定さ
 れている。
現在のキャンパスにのこる昭和初期の建築物 ― 壁面(左)と展示ケース(中・右)


 籠城事件冩眞帖  (写真左下)
        一橋大学学園史資料室所蔵

  井上蔵相と会見した学生代表
 のひとり藤本恒雄氏が,昭和36
 (1961)年12月,「籠城満三十周
 年を機とし往時の写真七十数葉
 を複製して之を編輯」したもの。
  時系列順に並べられた写真各
 葉に付されたキャプションに加
 え,適宜挿入されている「籠城事
 件日誌」により,緊迫した数日間
 の様子がよく伝わってくる。
  なお,本帳の最初には,根岸佶
 名誉教授による「細心果決」の題
 字がある。また,本帳を収めた桐
 箱の箱書は,当時の一橋大学長
 高橋泰蔵の筆である。
籠  城  事  件  ―  壁 面
  「一橋学園史上の申酉事件と籠城事件」 「申酉籠城事件史」
   (写真左)
  このパンフレットと冊子は,籠城事件60周年にあたる平成3(1991)
 年10月7日に刊行された。
  冊子の序文によれば,一橋会予科会評議員会副議長で,籠城事
 件では統制部直属の交渉部員であった依光良馨氏が執筆したパン
 フレットの素原稿が,「事件の全容をよく活写しているので,これを
 短文に要約(サンマライズ)してしまうには忍びない」として,加筆の
 うえ一冊の本として刊行することになったという。
  なお,パンフレットの発行者は「籠城60周年記念如水会申酉籠城
 委員会」,冊子の発行者は「申酉籠城事件記念事業委員会」となっ
 ているが,印刷所は同じ(サンメッセ株式会社)である。
籠城事件 ― 展示ケース
 昭和12(1937)年度 および
 昭和18(1943)年度 卒業
 アルバムより
    (写真左下)

  白票事件,五月事件,粛園運
 動等については,事件後数年間
 にわたり,卒業アルバムにも多く
 が記述されており,当時の学生
 たちにとっても,いかに大事件で
 あったかがしのばれる。
白  票  事  件  ―  壁 面
 「經濟哲學の基本問題」
   初版本       (写真右)

  昭和10(1935)年9月5日に岩
 波書店から刊行された,杉村廣
 藏の学位審査不通過論文の初
 版本。
  ちなみに,ここに展示してある
 のは,一橋大学附属図書館所
 蔵上田文庫の一冊で,すなわち
 白票事件に始まる一連の紛争
 を最終的に収拾した上田貞次
 郎学長その人の旧蔵書である。
 白票事件に関する新聞記事と
 「昭和九・十年本學内紛事件」

 (コピー)         (写真左)
        一橋大学学園史資料室所蔵

  白票事件に始まる一連の経緯
 は,連日新聞等にとり上げられ,
 一大学の内紛というにとどまら
 ず,広く世間の耳目を集めてい
 たことがわかる。
  東京商科大学庶務課教務掛が
 作成したスクラップ帳には,新聞
 雑誌記事のほか,一部ビラや投
 書と思しきものも収録されてい
 る。
白票事件 ― 展示ケース
 米軍艦載機銃撃により被弾した図書館大閲覧室スタンドと薬莢
                                     (写真左)

  戦時中,本学では,兼松講堂,本部建物等が中島飛行機を中心
 とした第一軍需工廠等に接収されていたが,これは米軍による空襲
 の目標になることを意味していた。
  昭和20(1945)年2月16,17両日,米軍艦載機が関東,東海各地
 に来襲。2月17日午前10時10分,図書館が機銃掃射され,その中
 の1弾が大閲覧室のスタンドを貫通した。
戦時体制下の本学 ― 展示ケース
   佐野書院  (写真下)
 東京商科大学初代学長、佐野善作が、大学の南隣に求めた私邸は、1938(昭和13)年、大学に寄付され、佐野書院として外国人研究者の宿舎として使用されていたが、1929(昭和4)年建造の木造建築で老朽化が進んだため、大学よりの要請をうけて如水会が資金援助をし、1994(平成6)年改築された。
戦 時 体 制 下 の 本 学 ― 壁 面
昭和戦前期の学長と本学の学問 ― 展示ケース
その他の大学史資料 ― 展示ケース


【スライドショー】
国  立  移  転  記  念  式  典

1931(昭和6)年5月10日、国立全学移転完了の記念式典が盛大に行われた。この日、矢野二郎先生銅像除幕式も併せて行われ、
その午後には如水会員家族会、一橋会主催大運動会で数百名の来会者と全学生は終日歓を尽くして母校の新しき前途を祝福した。



【一橋大学附属図書館所蔵コレクション紹介  土屋喬雄文庫】
●東京大学名誉教授土屋喬雄(1896.12.21〜1988.8.19)氏旧蔵コレクション。幕末から昭和前期の日本経済史・経営史関係,明治初年から30年代までの中央経済官庁の統計書・報告書類,殖産興業関係資料,地方官庁資料などが主な資料である。


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