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新古典派を代表するアルフレッド・マーシャル(1842-1924)、近代経済学の巨匠ヨーゼフ・シュンペーター(1883-1950)、このふたりの大経済学者に関する国際ワークショップ「マーシャルとシュンペーターの遺産 : Marshall, Schumpeter, and Social Science」が、2007年3月17日(土)〜19日(月)、本学の佐野書院において、海外から関係研究者11名を招聘し、経済研究所主催により開催されます。
附属図書館では、このワークショップに協賛し、所蔵コレクションからシュンペーターの旧蔵資料や速記メモなどを中心とした企画展示と講演会を開催します。
一橋大学附属図書館は、シュンペーターがハーヴァード大学時代に収集した資料の一部を「シュムペーター文庫」として所蔵しています。 博士の愛弟子であった中山伊知郎教授と都留重人教授が一橋大学に在籍しており、また、シュンペーター夫人エリザベス(Elizabeth Boody Schumpeter)が日本経済の研究家でもあったことと関連して同夫人の遺言により本学に寄贈されたものです。
今回の附属図書館企画展示では、東京商科大学(現・一橋大学)を皮切りに各地で講演をおこなったシュンペーターの1931年の来日、シュンペーターと日本の研究者との交流、「シュムペーター文庫」寄贈の経緯、マーシャルとシュンペーターの日本における受容史などをとりあげ、各種の原典資料を展覧します。