鐘 No.30 (1996.4)





小平分館の伝統と学習図書館

唐木 國彦

  この10月から,小平キャンパスの授業のほとんどが国立にうつる。 本学にとって100年に一度あるかないかの改革期に,附属図書館も新たな発展をとげようとしている。
  このはなばなしい改革の陰で消えていくもののひとつが,わが小平分館である。 小平分館は,1936年に建築され1969年に現在地に移った。 建物は新しいが伝統は60年以上ある。この間,予科教育から前期教育へとかわりはしたが,小平分館は学生たちの青春が刻まれている。
  世界には小さくてもよい図書館があるが,小平分館もそのひとつではないかと思っている。 よい図書館は蔵書などが体系的に収集されていて,それらに容易にアクセスできることが重要な条件となる。 小平分館は1979年に書庫が増設され,先達の教官と学生が残した書物を収める空間はできたものの,それにともなって職員は増えていない。 にもかかわらずよい図書館でありえたのは,陰に職員のなみなみならぬ努力があったということである。
  小平分館には利用者のための参考室がない。 貸出窓口係が検索の手ほどきをしたり,相談に乗ったりしている。 とくに試験期には2000人をこえる学生の頼りとなるのは図書館である。 窓口業務の大変さは想像を絶する。それを支える裏方も多いわけでなく,チームワークがなければやってこられなかった。
  こうした小平分館の経験の蓄積が今後どう生かされるか,10月以降本学附属図書館の大きな課題となる。 それは,いかによい学習図書館をつくるかということである。
  東キャンパスに設けられる学習図書室は,とうてい小平分館のかわりにはならない。 そこには若干の参考図書,指定図書が置かれ,予習やグループワークのために利用される程度だろう。本格的な学習図書館は,西キャンパスに増築される建物とあわせ,「4年一貫教育」に見合った施設と組織を考えなければならない。
  施設上の問題としては,閲覧スペースの確保や開架式の拡大など,これまでの懸案事項とともに,コンピュータ,AV資料の利用について充実がのぞまれる。 これについては学内からも声があり,「電子図書館」への発展方向が見えつつある。
  情報化にあたって,注意したいことがひとつある。それは,情報の流れが一方通行になってしまうことである。 要望や希望図書を利用者がコンピュータ入カするなど,双方向型の情報化がはかられなくてはならない。
  組織上の問題としては,小平分館図書委員会をどうするかということがある。 同委員会は主として前期教育に対応した図書の整備を行ってきた。 ここで前期教育の枠組みがなくなり,小平分館が国立に統合されれば,委員会もまたその任務を終えるという考え方もある。 しかし,4月からあらたに教養教育の枠組みができる。 教養教育を視野に入れた独自の組織を設置し学習図書館の整備にあたるという考え方もある。 これは今後の議論にまたねばならないが,小平分館の伝統を継承するという意味で,慎重に検討してもらいたいと考えている。

(からき くにひこ 小平分館長)



パリ万博と高等商業学校

-- 図書館の古書類から --

岩本 吉弘

  本学附属図書館には,明治10年代から終戦後まもない頃までの古い事務書類が数多く残っている。 私はある目的があって(*)その簡単な整理を試みてみた。 量にしてダンボール箱12箱分,時々の図書館の事務管理職者が作ったと思われる書類ファイル,通信文ファイル,種々の図書台帳類,業務日誌,出勤簿等々と非常に雑多で,一部には関東大震災での被災図書関係,館内製本室があった時代の作業記録など件別に若干まとまっているものもある。 もちろんこれらは保管義務もない日常的な事務書類のの類である。 雑然と箱詰されたままとなっていたが,それは当然であるとも言え,むしろこのような資料が大量に今に残されたこと自体が驚くべきだろう。 例えば,日々上から書ねて綴じていっただけのような大正期の厚いファイルを繰っていくと,福田徳三や高田保馬らが書いた図書借用書や,「メンガー文庫目録原稿在中」と書かれた中山伊知郎からの郵便封筒があったり(当時この目録作成に若手教官が多数動員されたというが,彼もまたその一人だったのだ)。 はては何か不始末をしでかした学生からの「先般御取り上げの図書閲覧証を何卒御返却下されたく」云々といった墨痕鮮やかな謝罪状があるという具合いである。 まるでこの図書館の1世紀近い昔の日常がそのまま浮かび上がってくるような不思議な気持ちになる。
  中で最も古いものに,「明治十七年第九月ヨリ諸般事務綴込書器局」と書かれたl冊の書類ファイルがある。 明治17年夏休み中の「書器調査」(今の蔵書点検のようなものだろう)の通知に始まり,明治39年までの図書館の種々の公的書類が綴じられており,「東京外国語学校」--「東京商業学校」--「高等商業学校」--「東京高等商業学校」と,1冊のファイルの中で罫紙の印刷名がめまぐるしく変わっていくのを見ることができる。 「受難の時代」とも言われるこの時期の本学の歴史の証人のような,何とも興味深い資料である。 その中には,日露戦争さなかの明治37年5月11日付で大蔵次官が文部次官に発した「秘令八〇四号」なるものの写しといった変わったものもあるが,ふと私の目に留まったのは,明治22年1月に当時の図書館員が書いたと思われる「図書器械ノ沿革」と題する手稿,そしてその中の「廿一年十二月図書室ヲ写真師ニ命シテ撮影セシメ之ヲ沸国博覧界ヘ出品ス」という一節だった。 本学は,明治18年に東京商業学校が東京外国語学校と合併して神田一橋に設置され,同20年10月に高等商業学校と改称される。 明治21年というと,そのすぐ翌年,つまり国立の高等教育機関としての本学の礎がようやくできあがったばかりの頃である。 この「佛国博覧会」とは1889年(明治22年)のパリ万博のことだろう。 つまり,あのエッフェル塔が建てられフランス革命百周年を記念して国家の威信をかけて華々しく開催された万博である。 そこに生まれたばかりの高商が図書室の写真を出品したというのである。 無論私にはまったく初耳であり,昭和21年までの学園史を詳細に記録した「一橋大学年譜I」を見ても,翌明治23年の第3回内国勧業博覧会へ出品したとはあるが,前年のパリ万博のことはまったく出ていない。 ただ「(明治22年)3.26 教頭成瀬隆蔵,商業教育事項取調べのため,欧米へ差遣され同日出発する」とあるのが目を引くくらいである。 一体このパリ万博出品よいうのは事実なのだろうか。 もし事実とすれば,それはおそらく本学初の海外へのプレゼンテーションというべきものであり,貴重な学園史の一コマなのである。
  そこで本学OBで国会図書館商工調査課の竹内秀樹君に協力してもらい,大急ぎで当時の万博関係の記録を調べてみた。 すると,農商務省作成の「仏国巴里万国博覧会報告書」,「仏国巴里府博覧会区分目録」といった資料があることが分かった。 それによると,このパリ万博には,「第二大区教育並びに芸術用の機具及びその方法」という部門があり,幼年から壮年に至るまでの特に職業教育の実情を示す物品の展示が各国に求められていた。 そして当時の文部省は,この頃ようやく基本的な整備・近代化が進んだ高等師範,東京音楽学校,東京職工学校その他小学校から幼稚園に至るまで多くの学校から展示品を取りまとめ,この万博に出品している。 そして確かに高商は,「重ニ業務上ノ教育法ヲ審査」したという,この第二大区の第六・七・八類という部門に何かを出品しており,しかも「金賞」を受賞しているのである。 また教頭成瀬隆蔵は,日本から10人選ばれたこの万博の公式審査員であり,また教育部門の日本出品物の説明員だったのである。
  残念ながら短期間の調査では出品目録が見つからず,この時の高商の出品物,展示の模様などを直接確認することはできなかった。 しかしそれは上記の翌年の第3回内国勧業博覧回や11年後の1900年パリ万博の記録などである程度推測はできそうである。 この第3回内国博は展示区分も前年のパリ博に倣っており,全体としてかなり共通した出品がされたように考えられるし,また「千九百年巴里万国博覧会出品連合協会報告」には,1900年パリ博での高商と女子職業学校の展示場の写真が掲載されている。 第3回内国博への高商の出品物は,目録によると,「写真,学校課程表,内国商業実践科ノ部,外国商業実践科の部,学生生徒ノ作文手蹟,同政策ノ図書,商品陳列所ノ部,帳簿」(ちなみにこの時の高等師範の出品目録の欄には,「本校写真,物理機械室写真,図書室写真,廊下写真」などとある)であり, その審査報告には以下のように書かれている。 「高等商業学校ニ於イテハ学科課程表及学生々徒ノ成績ニ関ル習字図書ヲ始メ内外国商業実践科ニ関スル銀行汽船会社保険会社鉄道会社税関等ノ諸帳簿手形證書伝票類ノ商業教育上ニ要スル物品ヲ網羅シテ 品数凡ソニ百点ヲ出品シタリ」。 おそらくパリでの高商の出品も,基本的にはこのように学校内の種々の写真(図書室の写真もそ の中の一枚だったのだろう),教材,教程,学生の製作物などのサンプルの展示によって,当時本格化しつつあった本学の洋式商業教育の模様を示そうとするものだったと思われる。
  この高商初の国際的プレゼンテーションが,なぜ学園史の中で埋もれてしまったのか,理由はよくわからない。 これもまたあの関東大震災での校舎焼失の余波の一つなのかもしれない。 しかしあの時図書館は焼けなかった。 そして明治の図書館員が残した手書きのメモワールの一節が,面白い史実を教てくれたのである。 始めに書いた古書類群のうち,私がある程度詳しく目を通したのはそのごく一部分に過ぎない。 まだこの中には本学の歴史の中の忘れられた事実を蘇らせる色々な情報が入っているのかもしれない。

(*)拙稿「メンガー文庫と大塚金之肋1923年−24年」(「学鐙」,1996年4月号)参照

(いわもと よしひろ 社会科学古典資料センター)



インターネット上の情報検索

〜 FirstSearch 〜

金子 信夫

  インターネット上の情報検索サービスにFirstSearchがある。 OCLC (Online Computer Library Center Inc.)が提供する総合データベースサービスである。 利用可能なデータベースの総数は優に50を超える。 その中には,世界最大の書誌データベースである「WorldCat」,雑誌記事索引の「Article First」,雑誌目次索引の「Contents First」,会議録の「Proceedings First」など,OCLC独自のデータベースに加え,「Humanities Index」,「Dissertation Abstracts」,「ERIC」,「Business Periodical Index」,「Disclosure」,「Index to Legal Periodicals」,「GPO Monthly Catalog」,「Social Science Index」,「SocioAbs」など,著名なデータベースが含まれている。
  利用は有料であるが,課金は検索を実行した「サーチ数」のみによる。 OCLCとの契約の方式はいろいろ用意されているが,本学図書館ではその内の「カードブロック方式」を採用し,50サーチ分のカードを10枚単位で購入している。 各カードには固有のパスワードが明記され,50回検索するとそのカードは使えなくなるようになっている。 1サーチ分の料金はだいたい100円から150円位であり,沢山サーチ数を購入すればそれだけ単価が安く なるようになっている。 ブール演算子も豊富に使用できるため,複雑な検索でも1回のサーチで済ませることも可能である。 ミスタイプなどで,辞書にないようなキーワードを送信した場合などは,サーチとしてカウントしないような配慮もなされている。 接続時間や出力件数には一切料金がかからない。プリントやダウンロードなども自由である。 従って,利用の仕方如何によっては安く済む場合がある。
  百科事典,人名事典,企業財務情報,イベント,商品情報などデータベースは多彩であるが,なんと いっても中心となるのは書誌に関するものである。 それも雑誌の記事索引が多いが,それらの原報をオンラインで注文することもできる。
  詳細表示画面で Order のコマンドを入力すれば,FirstSearchと契約している原報提供業者のリスト が表示される。 料金や所要日数なども同時に表示されるのでそれを確認後,送付手段(FAX,MAIL等)や提供業者を指定し,名前や送付先を入力すればよい。 支払いは,VISA や MasterCard と提携している国際クレジットカードを使用することになる。
  また,原報がすでに電子的に蓄積され,書誌データにリンクされている場合もある。 これらについては検索後即原報を画面に表示させることも出来る。 もちろん,プリントアウトやダウンロードなども可能である。 ただし,その料金は「5サーチ」分として別途カウントされる。 業者を経由するより割安だし,なによりもその場ですぐに原報が入手出来る。 それに支払処理も必要ない。 エンドユーザにはなんとも有り難いサービスであるが,残念ながらフルテキストを表示できるレコードはまだまだ少ないようである。
  FirstSearch はアメリカではかなりの研究機関に導入されているそうである。 図書館の利用証を持っていれば FirstSearch は使い放題とか,EconLitやPAISなどのデータベースも FirstSearch に取り入れられているため,CD-ROMの購入を打ち切るなどの図書館もあるそうである。 また,WordPerfect を用いてFirstSearch の出力結果を整形するプログラムなども論文として発表されたりしている。
  本学図書館でも,一部の利用者の FirstSearch に対する評価は高い。 しかし,導入後日が浅いせいか,まだ広くは知られていないようだ。 殆どあらゆる主題に関する検索が可能なので,もっと多くの利用を期待したい。
  それにしても,日本ではインターネットの使い勝手があまりよくない。 時間帯によってはレスポンスが極端に悪く,接続を諦める場合もある。 種に通信事情によるのだろうが,その点だけがなんとも気になるところである。

(かねこ のぶお 参考調査係)

「FirstSearch」で利用できるデータベース一覧




附属図書館の増改築計画について

  附属図書館は,長年の課題となっておりました図書館増改築計画第一期計画の増築及び改修工事が実施されることになりました。 以下にその概要を説明します。

【増築・改修建物の概要】

  現在の新館の西側に増築される図書館新営建物は地上5階(但し,2階部分は吹き抜けになります)地下1階(3,320平米)で平成8年9月に竣工の予定です。 同時に改修工事が行われる新館(870平米)はこの新営建物と接続せれて二つの建物は一体的に運用され,第二期計画の増改築工事(時計塔を除く旧館および第一書庫を取り壊し,増改築する)完了時までは暫定的に学習図書館としての機能を果たすことになります。 この暫定学習図書館は当面35万冊の図書・雑誌を収納し,全面開架とします。 また,平成8年10月以降1,2年生も主に国立キャンパスで授業を行うことに合わせて,小平分館の蔵書の一部をこの新営建物および新館に移します。


BF/1F

[地下1階]

  現在,新館,書庫内各所に分散配架されている法令集,判例集,議会議事録を集中配架します。

[1階]

  メインカウンター,OPAC用端末,ビデオブースを設置し,現在,旧館1階参考室の参考カウンター,各種情報検索機器,参考図書をメインカウンターの近くに移し利用者からの資料調査要求,各種情報検索機器の利用指導に迅速に対応できるようにします。 現在,新館,外国雑誌センター,小平分館に分散配置されている新着雑誌を和洋別に集中配架します。


2F

[2階]

  閲覧座席の近くに事典・辞書,教官推薦図書を配架し,増築部分は吹き抜けとなり,学部学生が学習し易い環境になります。


3F

[3階]

  学部学生が利用し易いように,新規受入図書の内,学部学生用図書,利用頻度が高い図書を開架図書として配架します。



[4階・5階]

  現在,新館,書庫内各所,外国雑誌センター,小平分館に分散配架されている製本雑誌を和洋別に集中配架し,1階の新着雑誌と共に図書館所蔵の雑誌が一覧できるようにします。 5階には,図書館資料を利用してグループで学習ができるようにグループ学習室を設けます。


4/5F

【工事中の措置】

  以上のように新館の改修工事が新営建物と同時期に行われることになりましたので,工事期間中は新館は閉鎖せざるを得ません。 そこでこの期間でも新館の資料が使えるようにするため,新館に収納されている資料を大閲覧室に移して,大閲覧室を新館のかわりに開架図書室にします。 ご不便をおかけしますが,やむを得ず以下の措置をとることにしました。 (1)大閲覧室の閲覧スペースが狭くなりますので,第二新館の311番教室を自習室として開室します。 (2)目録室は閲覧机等の物置になります。 (3)HERMESは目録室と大閲覧室で利用できます。 (4)カード目録は大閲覧室および図書館1階の廊下に置きます。 なお,大閲覧室と自習室(311番教室)の開室時間は以下のようになります。

大閲覧室 月〜金 9:30〜20:00
     土   9:30〜16:30
自習室  月〜金 8:30〜18:00




一橋大学附属図書館図書配架コードについて

  前号(29号:1995.10)で既にお知らせしたように,新しく整理する図書の分類表を変更しました。 これまでの本館分類表,開架図書分類表,小平分館分類表による図書の整理・配架に替わって,NDC(日本十進分類法)により主題分類し,新しい図書配架コードにより図書を配架することになりました。 雑誌分類等,一部ひきつづき本館分類を使うものもありますがそれ以外の分類は凍結します。
  主題分類(各図書のもつ情報内容による分類)は書誌データの一部となって,HERMESでの検索に役立ちます。 また図書を書架上に配架するための図書配架コードはNDCの分類記号に基づき,4桁の数字コードとしました。
  以下,その配架コードの一部を掲載します。 まず,NDCの類目表に当るものは
0000総記      5000技術・工学
1000哲学      6000産業
2000歴史      7000芸術・美術
3000社会科学    8000言語
4000自然科学    9000文学
となりますが,「コード0000は一般書誌・目録に使用する」というように一橋大学附属図書館用にアレンジしてあります。 また社会科学のある部分は4桁目まで使って細分しました。
  次に各主題ごとにその概要と項目を記します。
  総記の項目は書誌,知識,情報科学,図書館,図書,百科事典,論文集,年鑑,団体,ジャーナリズム,叢書の11項目。
  哲学は,哲学,辞典,年鑑,全集,各論,東洋思想,西洋哲学,心理学,倫理学,宗教,神道,仏教,キリスト教の13項目。
  歴史は,2000台が歴史(一般)と形式区分(辞典,年鑑,全集;この形式区分は各主題にあります)に世界史を入れて5項目,2100台は日本史の時代区分を採用し8項目,2200台はアジア史の地域区分で6項目,2300台はヨーロッパ史の地域区分で10項目。 2400:アフリカ史,2500:北アメリカ史,2600:南アメリカ史,2700:オセアニア史,2800:伝記はそれぞれ1項目。 2900台は地理で形式区分(前出)と地域区分とで12項目。
  社会科学は法律と経済の部分で4桁を使っていますので項目数が多くなっています。 まず3000:社会科学は形式区分と社会思想で5項目。 3100:政治は形式区分と3桁まで細分して13項目。 3200:法律は69項目,3300:経済は85項目ですが詳細は省略します。 3400:財政は形式区分と3桁まで細分して12項目。 3500:統計は形式区分,一般統計書(地域区分を採用),人口統計・国勢調査,社会統計・経済統計で13項目。 3600:社会は形式区分と社会保障,労働問題の部分は4桁を使っているので19項目あります。 3700:教育は形式区分を含めて4項目。 3800:民俗学・民族学は形式区分と3890:国防・軍事は形式区分を含めて4項目。
  自然科学は一般,形式区分,数学,物理学,化学,天文学,地学,生物学,植物学,動物学,医学の13項目。
  技術・工学は一般,形式区分,建設工学,建築学,機械工学,電気工学,海洋工学,金属工学,化学工業,製造工業に家政学で13項目。
  産業は一般,形式区分,農業,園芸,蚕糸業,畜産業,林業,水産業で10項目ですが,6700:商業と6800:運輸・交通はそれぞれ,8,11項目に細分してあります。
  芸術・美術は一般,形式区分,彫刻,絵画,版画,写真,工芸,音楽,演劇,体育,諸芸の13項目。
  言語は日本語,中国語,東洋諸言語,英語,独語,仏語,スペイン語,イタリア語,ロシア語,その他の諸言語にわけ,それぞれの言語の辞典の項目を設けたので全部で22項目。
  文学は言語と同様なわけ方でそれぞれに作品集の項目を設け22項目。
  以上,新しい図書配架コードの概略を述べました。 なお詳しいコード表が必要な方は閲覧係までお申し出ください。

(文責 飯島 朋子 洋書係)



本学教官著訳寄贈書一覧(平成8年1月末現在)

【国立本館】
小野 秀誠: 危険負担の研究 : 双務契約と危険負担
唐木 國彦: スポーツは誰のために : 21世紀への展望(共編)
中田 裕康: 高齢化社会と信託(執筆)
花輪 俊哉: 日本の金融経済(編)
池亨: 大名領国制の研究
古茂田 宏: 醒める夢冷めない夢 : 哲学への誘惑
古茂田宏: 人間認識起原論 (岩波文庫) (訳)
徐 正解: 企業戦略と産業発展 : 韓国半導体産業のキャッチアップ・プロセス
石井 修: 世界恐慌と日本の「経済外交」 : 一九三〇〜一九三六年
渡辺 尚志: 近世米作単作地帯の村落社会:越後国岩手村佐藤家文書の研究(編)
三枝 令子: 日本語の研究と教育 : 窪田富男教授退官記念論文集(執筆)
新田 忠誓: 動的貸借対照表論の原理と展開
【小平分館】
関 春南: スポーツは誰のために:21世紀への展望 (共編)
瀧澤正彦: 闘士サムソン (研究社小英文叢書)
古茂田 宏: 醒める夢 冷めない夢:哲学への誘惑
古茂田 宏: 人間認識起原論 (岩波文庫) (訳)
早川 武彦: 地球時代のスポーツと人間



古典資料センターに「保存修復工房」を開設

  社会科学古典資料センターでは,平成7年5月よりセンター内の一室に大型の紙裁断機,各種の補修保存用材料・薬品,手製本用機材,中性紙材料を保管するマップケースその他を備え付けて「保存・修復工房」を設置しました。 これによって現在,各種の中性紙容器類の作成,和紙を用いた補修,保革油塗布,酸性劣化した簡易製本の表紙の中性紙ボードによる再製本,フィルムエンキャプシュレーションなどの作業をセンター内で恒常的に行っています。 当初の技術指導は保存修復専門家の岡本幸治氏に協力をお願いし,アルバイト雇用ですが専任の人員配置をして作業を進めており,この工房設置によって,所蔵資料各冊に対する個別的な処置が非常に効率的かつ機敏に行えるようになりました。 洋古書の修復は高度の技術を要するものもあるとともに,このような基礎的な保存作業,小規模な修復作業には,ある程度の資材と人員配置,技術指導によって館内で可能なものが多くあります。 古典資料センターでは,基礎的な保存作業は内部で行える力量を持ちながら,館外の専門技術者,業者とより高度な面での協力・連携を広げていけるような安定した体制を作っていくよう目指したいと考えています。



◆会議

〈学内〉

附属図書館委員会 平成7年度臨時,第3回 (7.12.20,8.2.21)
外部データベース利用検討委員会の検討結果について
新館改修に伴う閉館及び応急的開館計画について
教育研究学内特別経費の配分について
専門図書費の追加配分について
専門図書費に関するアンケートについて
その他
一橋大学創立百年記念募金図書購入委員会 平成7年度臨時,第2回 (7.10.25,12.20,8..2.21)
小平キャンパスの国立移転統合に伴う所要経費ついて
附属図書館新館改修に伴う所要経費について
平成8年度電算機維持費について
その他

〈学外〉

平成7年度国立大学附属図書館事務部長会議
(8.1.18) 於:如水会館
第8回国立大学図書館協議会シンポジウム(東地区)
(7.10.19〜10.20) 於:筑波大学
東京西地区大学図書館相互協力連絡会
平成7年度第2回加盟館会議 (7.12.8) 於:拓殖大学
平成7年度第2回実務担当者会議( 7.10.30) 於:法政大学


◆人事異動

平成8年1月31日付 退職 (情報管理課受入係) 沢辺 真美
2月1日付 情報管理課受入係 採用 平川 友子




Library Calendar

  8月以後については,新図書館開館準備作業のため長期間休館となる場合があります。
  詳細が決まりしだい掲示等でお知らせいたします。
  臨時休館の場合は掲示でお知らせいたします。

国立本館

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7月   8月 未定   9月 未定
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凡例
1 休館
1 「大閲覧室」は午後1時に閉館
1 午後5時に全館閉館


小平分館

4月   5月   6月
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7月   8月 未定   9月 未定
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凡例
1 休館
1 午後1時に閉館
1 午後5時に閉館




一橋大学図書館報 “鐘” No.30
1996年3月28日 発行
発 行 人
石川亮
編集委員
佐藤文宜・池上彰一・三枝辰男・金子信夫・岩本吉弘・村上保彦・別府節子・川森静子・平沼智恵・矢部知美・横山泰子・本間啓子・本間紀美子・金沢幾子
発 行 所
一橋大学附属図書館