鐘 No.27 (1994.10)





図書館長に就任して

中村 政則

I

  この7月1日より宮川前館長の後任として附属図書館長および社会科学古典資料センター長に就任いたしました。 この機会に,本学図書館と私との関わりを思い起こしながら,今後の抱負の一端を述べさせて頂きたいと思いせす。
  私は学生・院生時代を含めれば,すでに本学に40年近くもお世話になっています。 一橋大学に入学したのは1957年のことですが,私がまずお世話になったのは附属図書館小平分館の職員の方々でした。 大学1年生の時に,私は漱石全集を全巻読了する計画をたて,たしか10カ月ほどで読破した記憶があります。 小平分館には,平(たいら)さんという図書館員がいて,私が図書を借り出すたびに,「何処までいった。頑張れよな」といって励ましてくれたものでした。 その人は映画「王様と私」のタイの王様役を演じた男優ユル・ブリンナーのように頭髪がなかったので,学生たちは秘かに"ユル・ブリンナー"と呼んでいました。平さんのお陰で私は図書館に行くのが楽しみで,2年生の時には上原専禄・丸山真男・大塚久雄氏などの著作を片っ端から読んだものです。
  3年生になってから,国立の図書館を利用するようになりましたが,荘重な感じの閲覧室に座ると何となく偉くなったような気がして,以前より一層古典にふれる機会が多くなりました。 ゼミナールは増田四郎ゼミに属し,ヨーロッパ中世史の基礎文献を読んだりしていましたが,卒業論文には江戸時代の農村史をテーマに選びました。 というのは八王子市に近い旧家の名主文書を附属図書館が一時預かっていたからです。 私は4年生の夏休みから数か月かけて,「村明細帳」や「宗門改帳」を一字々々写しとり,あの江戸時代の崩し字を覚えました。 日本の近代史家の中でも,私が江戸時代の農村文書にいくらか強いのは,この時の経験があったからです。
  1966年に一橋大学の専任教官になってから今日まで,私と図書館との関係はますます密接なものになりました。 私の専門が日本近代史ということもあるのでしょうが,基礎的文献はほぼ完全に揃っており,国会図書館や他大学の図書館のお世話になることは年に1〜2回しかありません。また,本館の書庫には資料的にも価値の高い文献・資料が多数所蔵されており,専門の立場からも掘出物を見出だすことがあります。 一,二の例を挙げると東京高商時代の学生が書いた「修学旅行報告」などは,その代表例でしょう。普通,修学旅行というと京都や奈良などの古都見学を思い浮べがちですが,明治時代の高商の学生たちは,夏休みになると全国に散って,地方産業や商業の実態を克明に調査し,その報告書を校長に提出していたのです。 佐野善作・小林和介の『山梨県一円・長野県諏訪伊那視察復命書』(明治27年夏,筆書き)や高等商業学校『京都織物業取調報告』(明治34年,活版)などは,日本製糸業史・織物業史の重要資料です。Azn の図書番号をもつ「修学旅行報告」の中には,福田徳三の『修学旅行報告 群馬県・栃木県』(明治27年1月,筆書き)や三浦新七の『明治三拾一年夏期修学旅行報告書』(筆書き)なども含まれています。 前者は群馬県の商工業の実状報告ですが,その章別構成をみると生産・交挽・消費・分配の順で記述されており,福田徳三博士が20歳の時からすでに経済学的な思考を身につけていたことが分かります。 後者は三浦新七博士が本科3年生(20歳)の時に行なった「東京横浜間修学旅行」の報告書で,おもに銀行業の歴史的考察と現状分析とが筆書きでびっしり書き込まれています。 一橋大学の学問的特色ともいうべき実証的学風は,この「夏期修学旅行」の頃から育まれていたのです。
  現在,本学附属図書館には分館・古典資料センターを含めて140万冊もの和書・洋書が所蔵されていますが,おそらくこれら蔵書の一冊一冊が多くの教職員・院生・学生たちと個性的な巡り合いを経験しているのではないでしょうか。 本学図書館の歴史は,そのまま本学の学問・研究の歴史でもあるのです。

II

  阿部学長から私が図書館長に選任されたことを知らされたとき,まず第一に考えたことは,長年月にわたってお世話になった附属図書館に「最後の恩返し」をしなければ,ということでした。
  現在,一橋大学は (1)小平老朽建物の移転改築, (2)附属図書館の増改築, (3)4年一貫教育の実現(カリキュラム改革), (4)小平跡地利用, (5)教官組織(2独立研究科の設置とインテグレーション)問題, (6)大学院重点化 など,30年来の課題の解決に迫られています。 私はこれを"六頭立ての馬車"と呼んでいますが,この馬車を順調に走らせるのは容易なことではありません。 それだけに学長以下現執行部の御者としての役割にはかつてなく大きなものがあります。その中でも附属図書館の増改築は待ったなしの大問題です。 本館の図書収容能力は82万冊ですが,すでに本館には120万冊の図書が溢れています。 収めるべきスペースがないために,書庫の東西南北に補助棚を設けたり,会議室・事務室をつぶして電動集密書架を導入して新刊書を収めたりしていますが,それでも来年いっぱい持つかどうか危うい状態です。 書庫は迷路のようになり,図書館員は蔵書に追われて事務室の移動を余儀なくされています。
  それに加えて,2年後には2,000人以上の学生が国立の東キャンパスに移ってきます。 小平分館の蔵書22万冊も本館に収容しなければなりません。 2年後には5,000人近い学生・院生・教職員が国立キャンパスに集中するわけですから,図書館の利用状況も一変することでしょう。 今までに数倍する利用者が図書館に殺到したらどうなるのか,考えただけでもぞっとします。 図書館の増改築は東キャンパスへの移転改築とあくまでも一体のものとして進めなければならないのです。
  そめためにも宮川前館長時代に策定された「附属図書館施設整備計画」を一刻も早く実現すること,これが私の第1の任務だと思います。 その計画は,まず第1期には当面,学習図書館機能の拡充を計るため,本館西館空き地(新館隣)に地下1階地上4階新営建物を増築する予定です。 これが実現すれば約50万冊の図書を新たに収容できるようになりますが,小平から22万冊の書物が来ますし,毎年約3万冊の本が増え続けていることを計算すると,第1期工事だけでは,事態の改善にはほど遠い状態です。 引き続き第2期・第3期工事に着手し,研究図書館機能の充実,保存図書館機能の整備を計ることが必要で,私としてもこれの実現に向けて全力をあげる所存です。
  第2は,コンピューター時代の到来にふさわしく図書館の情報機能を高めることです。現在学内LAN (Local Area Network)の敷設工事が行なわれていますが,いま附属図書館にある電算機では容量が小さく,このままでは各研究室からの目録情報の検索には対応できない状態です。 しかし,最近如永会館内の閲覧室から大学図書館の目録情報を検索したいという希望があり,その希望がみたされれば如水会としても母校支援の一環として財政援助を行なってもよいという決定がありまして,今年度から同会の予算に組み込まれております。 この検索システムを JOINT (JOsuikai Information NeTwork)と呼んでいますが,このシステムが導入されれば新たに研究室等の64端末からの同時アクセスが来年1月頃から可能となります。 当面は目録情報(HERMES)の検索,いずれはCD-ROMの検索も可能となるでしょう。
  最後に古典資料センターの仕事について,簡単に触れておきますと,同センターはご承知のようにメンガー文庫,ギールケ文庫など世界にも誇れる有名文庫,貴重書を所載しています。 とくに「メンガー文庫」はロンドン大学の「ゴールド・スミス文庫」,ハーバ一ド大学の「クレス文庫」,コロンビア大学の「セリグマン文庫」と並んで経済学の世界4大文庫の一つに数えられるほど貴重なものです。 そこで図書館では,2〜6年計画でメンガー文庫の (1)マイクロ化, (2)書誌目録の全面改訂と遡及入力, (3)書物の保存・修理 を進めつつありますが,マイクロ化は年度内にはその作業も完了する予定です。計画どおりいけば,5年後にはすばらしい財産がまた一つ増えることになりましょう。
  図書,人,施設は図書館を構成する三要素です。 幸い本学の図書館には,すばらしい蔵書と仕事熱心で有能な国書館職員が揃っています。 だが,施設だけはもはや「限界以上の限界」にきており,その飛躍的な拡充がいま一番望まれています。 私は20数年来の課題ともいうべき,この図書館狭隘問題の解決に向けて,一生懸命頑張りたいと思います。 全学のみなさんの応援を心から期待して,就任のご挨拶とさせて頂きます。

(なかむら まさのり 図書館長)



『良知力コレクション』によせて

平子 友長

  良知力教授は1985年10月20日享年55歳の若さで逝去された。 それから早9年の歳月が流れた。 このたぴ良知教授が生前蒐集された膨大な蔵書の内,1848年革命に関する文献を網羅した蔵書が一橋大学附属図書館の所蔵するところとなり,『良知力コレクション』として本学図書館の数多の文庫,コレクションの一隅を飾ることになった。 そこでいまこの『良知力コレクション』の内容,その学術的意義について簡単に説明してみたい。
  『良知力コレクション』は全1,147点からなり,以下の項目に分類される。

1. 1848年革命原史料
  これは,1848年革命当時実際に発行された新聞(88点),檄文(96点),公示文(162点),ビラ(86点)からなり,本コレクションの中で最も史料的価値の高いものである。
  1848年3月から10月までにウィーンで少なくとも276種の新聞が発行されたといわれているが,ここにはその代表的なものが収録されている。 官報的なものとして Wiener Zeitung ,民主主義・急進主義的傾向を持つものとして Die Constitution,Gerad'aus! , Der Radikale,Wiener-Charwari Katzenmusik ,学生新聞として Politischer Studenten-Courier , Wiener Studenten-Blatt , 保守的傾向を持つものとして Die Geisel,Der Wiener Zuschauer などがある。
  檄文の中では1848年8月23日の公共土木労働者虐殺事件を論じた「労働者暴動すなわち8月21,23日の闘争」,「プラーターおよぴブリギッテナウにおける労働者による流血の争い」などがよく知られている。
  公示文関係では「憲法発布を約束する皇帝フェルディナンド1世の1848年3月15日付勅書」,国民軍総司令官メッセンハウザーによる一連の布告(10月16日,17日および25日)などが注目される。

2.1848年革命関係文献・書籍(715点)
  これは,ドイツ,オーストリア,ハンガリー,フランス,ロシア,チェコ,ポーランド,イタリア等の諸国の1848年革命に関する文献を網羅しており,以下の内容からなる。 ただしその中心をなすものは,当時のドイツおよびハプスブルク帝国領域内における革命を取り扱った,主としてドイツ語で書かれた文献である。
2-1 1848年革命に関する史料および史料集成
2-2 1848年革命の参加者または同時代人の回想録
2-3 1848年革命を描いた文学作品
2-4 1848年革命に関する研究書
  2-1では, Herbert, J.A.F.v., Der Wiener Parnass im Jahre 1848. Wien 1882. (オーストリア48年革命中に書かれた詩を2,170点リスト・アップ), ibid., Die Wiener Journalistik im Jahre 1848. Wien 1877. (ウィーンで革命期に発行された新聞を273点リスト・アップ), Austria. Oesterreichischer Universal Kalender fur das gemeine Jahr 1847,1848,1849. Wien 1847/1849. (暦本。当時の生活,風習を知る上で重要), 1847-Neuester Plan der Haupt- und Residenzstadt Wien. Wien 1847. (当時のウィーンの正確な地図), Springer, A.(hrsg.), Protokolle des Verfassungs-Ausschusses im oesterreichischen Reichstage 1848一1849. Leipzig 1885. (オーストリア帝国議会憲法委員会議事録), Tafeln zur Statistik der oesterreichischen Monarchie fur die Jahre 1847 und 1848. Wien 1853. (ハプスブルク帝国内各洲,各国の面積,人口,行政,財政などに関する統計), Ziegler, A., Vaterlandische Bilder-Chronik aus der oesterreichischen Kaiserstaats. Wien 1849. (回想と同時代版画集) などが最も注目される。
  2-2では, [Andrian-Werbung, Viktor], Oesterreich und dessen Zukunft. Hamburg 1843/1847. (3月前期オーストリア社会に対する最も内容豊かな批判書の一つ), Dunder,W.,Denkschrift uber die Wiener October-Revolution. Wien 1849. (著者は保守派であるが,ウィーン10月革命についての最も正確な叙述), Herbert, J.A.F.v., Geschichte Oesterreichs vom Ausgang des Wiiener October-Aufstandes 1848. 4 Bde. Wien 1870,1872 u. 1907. (著者はオーストリア帝国議会議員,革命期の憲法制定議会の議員,今日に至るまでオーストリア48年革命に関する史料に最も精通している人物), Unterreiter, F., Die Revolution im Wien vom Marz und Mai 1848. 8 Bde. Wien 1848. (著者は革命に参加したガラス職人,当時の手工業職人の政治・社会観を伝える貴重な史料) などが筆頭にあげられる。 またハンガリー革命を指導したコシュート(3点),ゲルゲイ(2点)の回想録,チェコで汎スラブ主義運動を指導したパラツキ-の著作(3点)なども貴重な文献である。
  2-3では, Beck, K., Lieder vom armen Mann. Leipzig 1846. (3月前期の下層階級の生活を歌った詩集), Messenhauser, W.F.C., Erzahrungen des oesterreichischen Hausfreundes. Regensburg 1848. (国民軍総司令官メッセンハウザーの短編小説集) などが目を引く。
  2-4では1848年革命に関する最も代表的な研究文献を3点だけ挙げておくことにする。 Bach, M., Geschicchte der Wiener Revolution im Jahre 1848. Wien 1898. Reschauer, H./Smets, M., Das Jahre 1848. Geschicchte der Wiener Revolution. 2 Bde. Wien 1872. Zenker, E.V., Die Wiener Revolution 1848 in ihren sozialen Voraussetzungen und Beziehungen. Wien 1897.
  さて本学の附属図書館に所蔵されたコレクションは,以上のごとくであるが,良知教授の1848年革命に関する史料蒐集の全体を理解するためには,『良知力コレクション』に収録されなかった以下の2項目も見逃すことができない。 それは,
3. 1848年ウィーンの革命を活写した64点の版画および
4. 主としてドイツ3月前期の労働運動,社会主義思想,青年ヘーゲル派に関する文献を収録したマイクロフィルム50本である。
  前者の版画は,1848年3月13日「マリアヒルフ・リーニエの破壊」を描いたものから始まって,1848年11月16日「国民軍総司令官メッセンハウザーの銃殺」に終わる。 良知教授の遺著『青きドナウの乱痴気』の紙面を飾った版画の数々,「学生達のシャリバリ」,「ハンガリー援軍,いまだきたらず」,「『プラーターの星』の激戦」などが,あるいはまた遺著「女が銃をとるまで」を飾った「10月30日のアマゾネス」,「民主主義婦人協会の会員」などの版画が今なつかしく思い出される。 (1986年12月渋谷の「ゆーじん画廊」において『ウィーン革命の情景』として良知教授の蒐集されたこれらの版画の展示会が催された。)
  後者のマイクロフィルムは良知教授の第一回目の留学(1962〜1964年)の際に主としてベルリンの国立図書館,フンボルト大学図書館,市立図書館,ライプツィヒのカール・マルクス大学図書館,ベルリンおよびモスクワのマルクス・レーニン主義研究所その他で蒐集したものである。 これらの一部は1974年,良知力編『資料 ドイツ初期社会主義』として翻訳出版された。
  以上の紹介からも明らかなように,『良知力コレクション』は一人の研究者が長い研究生活の折々に買い集めた書物の集成というものではない。 それは,1848年革命史研究という一つのテ一マのもとに系統的に史料を蒐集するという意識的努力によってはじめて成し遂げられたものである。 本コレクションの主要部分が良知教授の二度目の留学(1974-1975年)の際にウィーンの旧市内(1区)にある多数の古本屋で買い求められたことが,「向こう岸からの世界史」の中に記されている(同書の中でウィーン最大の古書店ハスフルター,シュテファンスドームの裏手にあるハスバッハの二軒の古本屋について言及されている)。
ウィーン革命の史料コレクションの最大のものは,本稿でも何度か触れたへルファートの蒐集したヘルファート・コレクションで,これは現在モスクワにある。 ウィーンでは国立図書館(ビラ・プラカード類のコレクション),市立図書館(フランクル・コレクション),戦争文書館(サイス・コレクション),国家アルヒーフ,アルバイターカンマーの研究図書館,ウィーン市歴史博物館などに豊富な史料が所蔵されている。 これら公的機関の所有するコレクションを別とすれば,あとは労働運動史の史料蒐集家として著名なへルベルト・シュタイナー教授のコレクションが知られているだけであるが,『良知力コレクション』は質量ともにそれを凌駕しており,個人のコレクションとしては世界最大のものであるといってよい。 本コレクションが,本学附属図書館の蔵書の一部となったことによって,本学附属図書館は日本国内においてウィーンを中心とした1848年革命に関する最も包括的な第一次資料を保有する図書館となった。なお数年前に法政大学が,ベルリンを中心とした1848年革命に関する史料を蒐集したフリードレンダー・ザムルング(383点)を購入した。1848年革命を研究するための史料的条件が,ここ10年ばかりの間にわが国においても飛躍的に向上したことは,まことに喜ばしいことである。
  『良知力コレクション』とは何か,について一部の専門的研究者を除けばほとんど知られていない現状に鑑みて,本稿では,『良知力コレクション』についてとりあえず正確な書誌学的情報を提供することに努めざるを得なかった。 本来であればこれに続いて,良知教授の学問と研究業績についても最小限の言及があってしかるべきところであるが,本稿はすでに私に許された紙数を大幅に越えてしまっているので,今は断念せざるを得ない。 機会を改めて,その責を果たしたいと思う。 良知教授の学問研究を一貫して貫く問題意識および研究方法について,本学法学部の上野卓郎教授が珠玉の論考を発表している(上野卓郎「理念としての社会主義の重層構造--良知力論ノート--」季刊「思想と現代」第27号,1991年10月)。 本稿の欠を補うものとして参照していただければ幸いである。
良知教授は,二つの学問領域において不朽の業績を残された。 一つは,日本におけるマルクス研究の水準を一挙に引き上げたその初期マルクスおよび青年へ-ゲル派に関する社会思想史的研究において,もう一つは,1848年革命史研究を通しての西欧近代中心主義的歴史像の批判において,そして今私たちの前にある『良知力コレクション』は,疑いもなく,余りにも早く他界された良知教授の前二者に匹敵するもう一つの命がけの仕事であった。

(たいらこ ともなが 社会学部教授)



一橋大学附属図書館CD-ROMネットワークシステムについて

金子 信夫

  一橋大学附属図書館で利用できるCD-ROMについては,今まで「鐘」(23,24号)などで紹介してきましたが,今年度は,そのCD-ROMのネットワークシステムが導入され,これにより同一のCD-ROMを複数の端末から同時にアクセスすることが可能になりました。

ネットワーク概要

ネットワーク構成図

構成図

CD-ROMソフト

  ネットワーク環境下で利用できるCD-ROMには以下のものがあります。 (参考室と旧館2階の双方からアクセスできます)

  1. PAIS (社会科学関係図書・雑誌論文索引)
  2. EconLit (経済学関係図書・雑誌論文索引)
  3. VEB (ドイツ書籍目録)
  4. Ulrich (世界各国の逐次刊行物目録)
  5. Books in Print (アメリカ書籍目録)
  また,現時点では参考室のみの単体利用に制限されていますが,ネットワークシステムにインストールされているCD-ROMとして以下のものがあります。
  1. J-BISC (国立国会図書館所蔵和書目録)
  2. 学術雑誌総合目線 (学術情報センター)
  3. 雑誌記事索引 (国立国会図書館編集)
  さらに,参考室にはスタンドアロンの検索機があり,そこでは以下のCD-ROMが利用できます。
SSCI (社会科学雑誌論文索引)
GBIP (英米書籍目録)
Robert (フランス語大辞典)
明治期刊行図書目録 (国立国会図書館所蔵)
世界大百科事典 試作版 (平凡社)
広辞苑 第3版 (岩波書店)
AURORA (青山学院大学図書館蔵書目録)
新渡戸稲造記念文庫目録 (東京女子大学)
  各検索機からはメニューを選択するだけで検索ソフトをたち上げることができます。 マニュアル等も準備してありますが,多くの場合操作は簡単で,画面のメッセージを見ながら換索を実行することができます。 また,参考室では初心者のために職員がCDーROM検索の指導もいたします。大いに利用してください。
  CD-ROMネットワークシステムは,現時点ではソフトや端末数も少なく,その設置場所も図書館内部に限定されていますが,今後は,図書館各所に端末を設置し,さらには学内LANへの接続などにより,各研究室からのアクセスも可能となると思われます。 このような今後の拡張を前提として,一橋大学附属図書館のCD-ROMネットワークシステムは導入されました。

(かねこ のぶお 参考調査係)



CD-ROM検索機の増設ついて

辻村 義春

  平成6年度より,小平分館にCD-ROM検索機としてIBMPCが増設されました。 これまでのNECPCと合わせ計2台となり,利用者を待たせることも少なくなると思われます。 今度のパソコンは処理スピードも格段に早いうえ,付属のCD-ROMドライブがマルチ型(4枚入)・倍速型であるため,検索が高速かつ能率良くできます。 ただ,国立本館のネットワーク型と違い,いずれもスタンドアロンでの利用となりますので,ドライブにセットされているもの以外のソフトを利用するにはカウンターで借用する必要があります。
  なお,現在サービスしているCD-ROMは表1のとおりです。

(つじむら よしはる 小平分館)

表1 CD-ROM一覧
CD-ROM名 収録期間,版 枚数 対応機種
J-BISC 1984-最新 3 IBM PC
N-BISK 1990-最新 1 IBM PC
Random House Unabridged Dictionary 2nd Edition 1 IBM PC
HIASK 全文記事:1991-1993
索引:1985-1991
3
1
NEC PC
('93はIBM PCでも可)
平凡社 世界大百科事典 1 NEC PC
広辞苑 第4版 1 NEC PC
模範六法 1993年版 1 NEC PC
現代用語の基礎知識 1993年版 1 NEC PC
AURORA 1991年4月現在 1 NEC PC
(注) J-BISC:国立国会図書館蔵書目録 ; N-BISK:日本出版販売出版目録 ; HIASK:朝日新聞記事情報 ; AURORA:青山学院大学蔵書目録




新しく附属図書館国立本館を利用する皆さんへ

大場 高志

  新三年生の皆さんは,国立キャンパスに来て,ゼミナールの指導教官も決まり,さて,附属図書館国立本館を利用しようとして,少しとまどうかも知れません。 前期教育を補助してきた小平分館の10数万冊の開架図書に比べ,国立本館では目にする図書の数が少ないのではなかろうかと。 新着雑誌であれば,小平分館の10倍以上約8千タイトルを手にすることができますが,開架図書の冊数は物足りないかも知れません。 しかし,この新館の開架図書の向こう側には,つまり,旧館カウンターの出納手続きの向こう側には,100万冊を越える図書が閉架書庫に並んでいます。 これらの閉架図書は基本的には4学部教官の研究活動に必要な研究資料として備えられているものですが,本学の後期教育としてゼミナールの指導教官の指導のもと,より専門的な教育を受け,最終的には卒業論文を作成することになる皆さんもこれらの閉架図書を利用することができます。 ただしそのためには,目録カードやOPACなどによって,皆さんの研究目的に適合した資料を捜し出さなければなりません。 資料検索をはじめ図書館の使い万に習熟することも重要な研究手続きの一つです。 図書館の利用の仕方で不明なことがありましたら,遠慮なく図書館職員にお尋ねください。
  また,一度書庫の中を見学してみたいという方もいるかと思います。 ゼミナールの指導教官の指導のもとに書庫内見学の申込みがあれば,閲覧係では随時受け付けていますので,一度企画されてはいかがでしょう。
  本館分類のうちAZの分類記号には本学関係出版物が集められていて,節目節目の本学創立記念出版物や如水会をはじめとする本学OBの思い出の記,サークル活動の記録などが,備えられています。 また,巻頭の中村館長の記事に述べられている修学旅行報告書や明治36年以来の卒業アルバムなとがあります。
  ちなみに,旧館カウンターの正面時計の上に掲げられている‘TEMPUS FUGIT’という額は,研究社の英和辞書によると「光陰矢のごとし」という意味のラテン語の格言です。 この額が掲げられたのは卒業アルバムの図書館の写真を順次眺めてみると,どうも大正6年からのようです。 「一橋大学年譜I」(昭和51年3月発行)(請求記号 AZ-132 および開 A-43)によると大正6年9月28日の記事に「御大典記念図書館開館式挙行される。 同館建築費および設備費はともに本校同窓会および如水会ほか有志の寄付金,費用総額は五八,六○七円七三銭」とあります。 当時は東京高等商業学校時代で,校長は佐野善作教授であり,「一橋大学附属図書館史」(昭和50年10月発行)(請求記号 Az-132)によれば図書館主幹が三浦新七教授でありました。 佐野教授の退官に際しては,如水会関係者による「佐野前学長記念事業会」が発足し,「佐野文庫」が創設されて約3千冊の図書が寄贈されています。
  また,三浦教授は御自身が収集していた明治憲法発布以前の刊行物約1千冊を本学に寄贈され現在の「明治文庫」約5千冊の礎を築かれました。 さらに先生の死後結成された「三浦新七先生記念事業会」の後援により,先生御自身の貴重なコレクション約1万7千冊が「三浦文庫」として附属図書館に寄贈されています。
  さて,「御大典」とは日本史年表によると大正4年11月に行われた大正天皇即位の大礼のことであり,「東京高等商業学校同窓会会誌」(請求記号ZAー34)の101号(大正4年10月)から113号(大正6年10月)にかけて断続的に記事がでています。 この記念図書館開館時には佐野校長が式詞を述べ,鉄筋混じりのコンクリート造り4階建てで,蔵書数約4万7千冊を十分に収納できる図書館ができたと,同窓会および如水会に感謝しています。
  この御大典記念図書館は,大正12年9月の関東大震災によって,外壁がすべてふるい落とされましたが,幸い火災は食い止められ,蔵書の大半は焼失を免れました。 その後,本学は国立及び小平へ移転することとなり,現在の附属図書館本館の建物は昭和5年に竣工し,10月に新しく開館しました。 前記「一橋大学附属図書館史」によると,第2次大戦末期には,本学の校舎は図書館建物を除いて大半が軍部に貸与され,図書館時計塔も空襲による銃撃をうけました。 昭和19年にはメンガー文庫をはじめとする貴重書を300個以上の箱につめ,長野県伊那町の「上伊那郡教育会図書館」および同県辰野町の片倉製糸会社倉庫に疎開をしました。 “TEMPUS FVGIT"の額はこうした数奇な歴史を閲覧室の上から眺めていたのでしょう。
  現在,創立100年以上の伝統を有する本学は,昭和50年に創立100周年記念式を行い,その後「学園史編集委員会」や「学制史専門委員会」を設けて本学の学問史(「一橋大学学問史」請求記号 Az-179)や学制史(「-橋大学学制史資料」請求記号 Az-180)刊行の準備を進めました。 一方,如水会は「一橋大学創立100年記念募金事業」を始め,その事業の一環として学問史や学制史以外の一橋大学の学園史を編纂,刊行するための「一橋大学学園史編纂事業委員会」を昭和56年に発足させました。 これらの委員会の出版する刊行物が数多く分類記号 Az に集められています。 ただし,分類記号Azの図書は貸出禁止図書ですので,当日閲覧しかできませんが,一橋大学の学問の歴史や学園の歴史を大閲覧室で紐といてみてはいかがでしょう。
  さて,一橋大学は小平キャンパスでの前期教育,国立キャンパスでの後期教育という体制から,4年一貫教育に向かって動き出し始めました。 従来の前期教育を補助してきた小平分館の10数万冊の開架図書も国立キャンパスでその使命を果たさなければなりません。 分館が果たしていた学習図書館機能を国立キャンパスに引き継ぎ,拡充していくことが必要になってきます。 遠からず国立本館の図書館機能の見直し,および図書館自体の新築・増改築が具体的日程にのることになります。 参考図書の充実や各種機器の導入など,学習環境向上のための課題を着実に解決していく必要があります。 一橋大学の教育・研究活動を支える図書館機能を一層向上させる所存ですので,皆きまの御利用をお待ちしています。

(おおば たかし 閲覧係長)



文献複写サービスについて

本間 紀美子

  学術研究情報ネットワーク等が整備され,進展する中で,文献複写サービスは年々教育研究支援に大きな役割を果たしつつある。 本学でも,平成4年4月に学術情報センターが実施している,NACSIS-ILLシステム(以後ILLシステムと記す)に参加し,文献複写業務をオンラインでも行えるようになってから,加速度的に受付,依頼件数が増えている。 (図1参照)ILLシステムが導入され,距離間を感じさせない迅速な対応が大学間でなされるようになったため,利用者にとってのメリットは非常に大きい。 遠くは北海道,九州からでも,ILLで依頼すると2〜3日で複写物が到着することもめずらしくない。
  しかし,前納の場合は現金到着後,複写物が発送されるため,せっかく早く複写されても送付がかなり遅れてしまう。 また,現金書留では,数十円のコピー代金であるにもかかわらず,書留料金がその何十倍もかかるという矛盾が起きる。 昭和54年3月,複写経費を複写処理センターで一括処理し相殺する制度が発足したことや,公私立大学等では複写経費の徴収猶予制度が平成元年度から実施されたこと等,制度改善が計られたことにより事務処理も円滑になり,サービス面でも,後納ということで複写物を同時に郵送でき,スピーディに対処出来るようになった。
  平成5年度の実態調査によれば,毎年4000件以上の許可申請が処理されており,事務処理の大変さは否めないが,申請許可が単年度限りから,複数年度化の方途での検討が関係機関等で協議される計画もあること等から国や当事者間の事務簡素化に期待がよせられる。 また,ILLシステム利用館がもっと増えることによる大学間のサービス向上が望まれるところである。
  文献複写の件数が増えると同時に言えることは,本の痛み方も比例してくることである。 のどの所をきれいにとるためにはかなり力を入れてコピーせざるをえず,図書や雑誌を傷めてしまう場合も多い。 貴重書や酸性紙本等はマイクロフィルム化を進めているが,それ以外の雑誌などのコピー件数が多いことから考えると,フルテキスト・データベース(画像データベース)が整備されることが望ましい。 それにより,今まで矛盾するとかんがえられていた保存と提供の両方の問題が解決するはずである。

(ほんま きみこ 参考調査係)

電子複写受付件数の推移

件数推移




EU資料センターに改称

  本学附属図書館は,欧州共同体本部の決定により1991年にEDC (European Documentation Center) が設置され,以降EC諸機関から刊行される資料を学内外に提供してきました。
  EDCの日本語呼称としては,従来より「EC資料センター」が用いられてきましたが,マーストリヒト条約の発行によって欧州連合(European Union)が成立したことに伴い,本年5月のEDCセミナーで今後「EU資料センター」を採用する事が決定され,本学センターも「一橋大学EU資料センター」に改称しました。

(情報サービス課)


国内主要新聞集成(明治〜戦中・戦後期)

-- 平成5年度大型コレクション購入のお知らせ --

  このたび文部省より平成5年度全国共同利用図書資料(大型コレクション)購入費の配分を受け,下記の資料を購入しましたので,ご利用くださるようご案内申し上げます。 なお資料はいずれも国立本館に排架されております。

朝日新聞 (大阪) マイクロフィルム
  明治12年1月25日(創刊号)〜明治29年12月,昭和18年1月〜昭和38年12月
  なお朝日新聞(大阪)は,このほかにも図書館経常費によって縮刷版等を購入しているので,今回の購入分と合せると,創刊号から昭和38年までのほとんどが揃うことになります。 欠号は昭和7年8月と,昭和17年分です。
 
朝日新聞 (東京) マイクロフィルム
  明治32年1月〜大正元年12月
  これにより,縮刷版等を合せた図書館の所蔵は次のようになります。
  明治21年7月10日〜明治27年12月,明治32年1月〜現在(最新号)
  欠号: 明治28年〜31年,大正9年10,12月,同10年1月,11年〜13年,14年1月〜3月
 
毎日新聞 (旧称 東京日日新聞) マイクロ版
  明治23年1月〜大正元年12月
  これにより,図書館の所蔵は次のようになります。
  明治6年8月〜明治13年6月(この間,明治文庫所蔵分には若干の欠号あり),明治23年1月〜現在(最新号)
  なお,この他に,大阪毎日新聞(マイクロフィルム)の所蔵は次の通りです。
  大正元年8月〜大正13年12月
 
信濃毎日新聞 (マイクロフィルム)
  大正13年1月〜昭和38年12月
  これにより,信濃毎日新聞は,これまでに図書館経常費で購入した分と合せると,明治6年7月の創刊号から昭和38年12月まで,この間若干の欠号がありますが, そのほとんどが揃うことになります。

(情報管理課和書係)


東欧現代史資料コレクションが利用できます。

  「東欧現代史資料」の整理(カード)が完了しました。 このコレクションはフーバー研究所の旧蔵書で,旧ソ連・東欧諸国の19世紀から近年まをカバーし,ロシア帝政未朋,ロシア革命史,ポーランドの政治関係史に特色があります。 図書約1万3千冊(内英語文献約3千冊,口シア語約4千冊,ポーランド語約2千冊など),新聞・雑誌は24タイトル,合わせて1万5千冊にのぼります。
  購入年度は1981年,言語の難しさや冊数の多さもあって整理に時間がかかりました。 今後電算入力に取りくむ予定ですが,当分の間はカードを活用しでいただくことになります。
  欧文目録力一ドは本館目録室の特殊目録ケースに言語毎の見出しの下,おおむね著者もしくは書名のABC順に並べています。 キリル文字カードも同じ目録室のロシア語図書目録ケースに別置しています。 現在資料は社会科学古典センターに置いてありますので,閲覧・借用は閲覧カウンターに申込んで下さい。

(情報管理課洋書係)


深沢文庫の利用について

  故深沢宏教授(本学経済学部)のコレクションのうち,欧文文献の電算入力がほぼ完了しました。 OPACで検索して御利用下さい。 サンスクリット,ペルシャ,マラーティー語などの文献は電算入力しておりませんので,利用に就いては洋書係に御連絡下さい。



電気通信に関する図書・文献の整備について

  財団法人電気通信普及財団では,次の世代を担う学生に,電気通信の技術面ばかりでなく,社会科学面での理解を深めてもらう必要があると考え,大学附属図書館が社会科学分野における電気通信関係図書,文献の拡充を図る一助として,希望する大学にたいして援助を行っています。 本学図書館においても昨年よりその援助を受け,電気通信に関する図書・文献の整備を行っており,これまでに電気通信に関する図書を約200冊,CD-HIASK(CD-ROM版朝日新聞全文記事情報)1991年版や雑誌記事索引CD-ROM版などを受け入れています。

(情報管理課受入係)


国立新館の土曜開館の開館時間延長とサービス内容の拡大のお知らせ

情報サービス課閲覧係

  平成6年4月から,国立本館の新館での土曜日の開館時間が延長されました。 また,土曜日にもコンピューターが稼動されるようになり,業務内容が拡大されました。

  開館時間
9時30分〜1630
  業務内容
新館内の資料の閲覧・当日貸出・通常貸出(開架図書のみ)・新館及び旧館の返却・HERMESの提供 (太字は変更,追加箇所)

  旧館は閉館となっていますので,旧館の資料は利用できません。 また,通常の開館日に旧館でも行われている業務(利用証や紹介状の発行・文献複写・マイクロフィッシュのリーダーの使用など)も土曜日には行っていません。

  4月からの利用者数のグラフは下の図の通りです。

(情報サービス課閲覧係)

土曜開館入館者数の推移



本学教官著訳寄贈書一覧(平成5年度)

[国立本館]
森田 哲彌,他: 会計学研究(執筆)
津田 内匠: Memoires et lettres de Vincent de Gournay
山谷 孝: 農民が語る中国現代史(編)
嶋崎 隆: ヘーゲル弁証法と近代認識
嶋崎 隆: 対話の哲学
岡本 清: ソフト・サービスの管理会計
宮川 公男: システム・ダイナミックス 第2版(共著)
宮川 公男: 解説システム監査基準(編著)
永井 義雄: ベンサム(共訳)
釜江 廣志: 日本の国債市場と金利の期間構造
木村 栄一: 損害保険の歴史と人物
伊丹 敬之: 日本の銀行業ほんとうに発展したのか(編著)
田中 孝彦: 日ソ国交回復の史的研究
加藤 二郎: 特性のない男 III (ムジール著作集第3巻) (訳)
加藤 二郎: 特性のない男 IV(ムジール著作集第4巻)(訳)
古賀 英三郎,高橋 誠: モンテスキュー (共訳)
森田 優三: 新統計概論 改訂版 (共訳)
板垣 與一: アジアとの対話 第4集
石 弘光: The Japanese tax system. 2nd ed.
渡辺 尚志: 近世房総地域史研究 (共編)
青木 外志夫: わが人生論 滋賀編(下)(執筆)
江夏 由樹: アジア史からの問い (執筆)
宮川 公男: 情報技術と企業変革 (監訳)
宮川 公男: システム監査基準解説 (編著)
藤野 正三郎: 日本のマネーサプライ
溝口 敏行: アジアの経済開発と経済分析 (執筆)
後藤 晃: 日本の技術革新と産業組織
[小平分館]
山田 欣吾: 教会から国家へ
加藤 二郎: 特性のない男 III (ムジール著作集第3巻) (訳)
加藤 二郎: 特性のない男 IV (ムジール著作集第4巻) (訳)
田中 孝彦: 日ソ国交回復の史的研究
富山 太佳夫: 挿絵の中のイギリス(訳)
富山 太佳夫: シャーロック・ホームズの世紀末
井上 義夫: 大和島根遥か
奥原 宇: 風景のイギリス文学 (共訳)

(情報管理課受入係)


附属図書館の組織変更のお知らせ

-- 「参考調査係」新設 --

  平成6年10月より,利用者に対する一層のサービス拡充のため,附属図書館では新たに情報サービス課に参考調査係を新設しました。 レファレンスサービスは旧館1階の参考室で,また2階目録室入口カウンターで文献複写サービスを行っています。 これに伴い,従来の情報サービス課の雑誌第一係と雑誌第二係が統合されて,雑誌係となり,情報管理課の受入・書誌係は受入係に名称を変更。さらに小平分館の図書係は,附属図書館情報管理課の分館図書係となりました。



お知らせコーナー




◆会議

〈学内〉

附属図書館委員会 平成5年度第3回,平成6年度第1,2回 (6.2,6.5,6.7)
平成5年度専門図書費の追加配分について
平成5年度専門図書費の決算について
平成7年度新規購入雑誌の選定について
電算機更新に伴う仕様策定委員の選出について,その他
小平分館図書委員会 平成6年度第1,2回 (6.5,6.7)
平成5年度専門図書費決算について
平成7年度新規購入希望及び購入中止外国雑誌の選定依頼について,その他
一橋大学創立百年記念募金図書購入委員会 平成5年度第2回,平成6年度第1回 (6.2,6.5)
メンガー文庫の目録改訂・学術情報センター登録作業計画について
平成6年度電算機維持費の支出について
遡及入力実施状況報告について
メンガー文庫の整理(マイクロ化)状況について,その他
社会科学系外国雑誌センター運営委員会 平成6年度第1回 (6.7)
平成5年度決算報告について
平成7年度概算要求について,その他
一橋大学社会科学古典資料センター運営委員会 第45,46回 (5.10,6.5)
メンガー文庫マイクロ化保存事業の開始後の諸問題について
平成6年度以降の目録改訂作業計画について,平成5年度事業報告について
平成5年度決算報告について,その他
一橋大学社会科学古典資料センター人事委員会 平成6年度第1回 (6.7)
本委員会開催の趣旨について
今後の人事の取り進め方について,その他

〈学外〉

国立六大学協議会
(6.3,6.4) 於:横浜国立大学
平成6年度国立大学図書館協議会東京地区協議会総会
(6.4.22) 於:東京工業大学
平成6年度国立大学附属図書館事務部課長会議
(6.5.31) 於:東京医科歯科大学
国立大学図書館協議会理事会
(5.10,6.6) 於:大阪ガーデンパレス,東京大学
第41回国立大学図書館協議会総会
(6.6.23〜6.24) 於:伊豆長岡町総合会館(静岡県)
外国雑誌センター館会議
(6.8.10) 於:文部省
東京西地区大学図書館相互協力連絡会
平成5年度第2回,平成6年度第1回加盟館会議 (5.12,6.7) 於:東京女子大学,亜細亜大学
平成5年度第2回,平成6年度第1回実務担当者会議 (5.10,6.6) 於:武蔵野女子大学,津田塾大学


◆各種委員異動

附属図書館委員会
平成6年4月1日付 釜江廣志(商),奥田英信(経済),野田博(法),梶田孝道(社会)
平成6年6月1日付 山崎昌男(商)
平成6年7月1日付 中村政則(附属図書館長),唐木国彦(分館長)
一橋大学創立百年記念募金図書購入委員会
平成6年4月1日付 釜江廣志(商),奥田英信(経済),野田博(法),梶田孝道(社会)
平成6年6月1日付 山崎昌男(商)
平成6年7月1日付 中村政則(附属図書館長),唐木国彦(分館長)
社会科学系外国雑誌センター運営委員会
平成6年4月1日付 釜江廣志(商),奥田英信(経済),野田博(法),梶田孝道(社会),平井規之(研究所)
平成6年7月1日付 中村政則(附属図書館長),唐木国彦(分館長)
一橋大学社会科学古典資料センター運営委員会
平成6年4月1日付 村田和彦(商),藤田幸一郎(経済),山内進(法),土肥恒之(法),西澤保(研究所)
平成6年7月1日付 中村政則(社会科学古典資料センター長),唐木国彦(分館長)
一橋大学社会科学古典資料センター人事委員会
平成6年3月1日付 尾高煌之助(経済研究所長)
平成6年4月1日付 村田和彦(商),藤田幸一郎(経済),山内進(法),土肥恒之(社会),西澤保(研究所)
平成6年5月1日付 堀部政男(法学部長)
平成6年7月1日付 中村政則(社会科学古典資料センター長)
平成6年8月1日付 伊丹敬之(商学部長),新井晧士(小平分校主事)
小平分館図書委員会
平成6年6月1日付 三村徹郎(商),山崎昌男(商)
平成6年7月1日付 唐木国彦(分館長)


◆人事異動

平成5年10月1日付 情報管理課総務係 配置換 (学生部厚生課保険係) 小林 智寿子
庶務部庶務課庶務係庶務主任 配置換 (情報管理課総務係庶務主任) 薄田 恭子
平成6年3月16日付 情報サービス課長補佐 昇任 (情報サービス課閲覧係長) 山田 幸彦
  退職 (情報サービス課閲覧係) 屋敷 二郎
平成6年3月18日付   退職 (情報サービス課閲覧係) 西尾 光則
平成6年3月30日付   退職 (情報管理課洋書係) 青木 小夜子
平成6年3月31日付   定年退職 (事務部長) 今阪 潤一
  停年退職 (情報管理課(社会学部助手)) 大橋 渉
平成6年4月1日付 事務部長 配置換 (東京学芸大学附属図書館事務部長) 石川 亮
情報サービス課長 配置換 (新潟大学附属図書館情報サービス課長) 池上 彰一
情報管理課総務係長 配置換 (庶務部人事課人事第三係長) 仲俣 勝美
情報サービス課閲覧係長 配置換 (情報管理課受入・書誌係長) 大場 高志
情報管理課受入・書誌係長 昇任 (経済研究所) 村上 保彦
情報管理課総務係総務主任 昇任 (情報管理課総務係) 森山 純一
情報管理課洋書係 採用   矢部 知美
山形大学附属図書館事務部長 昇任 (情報サービス課長) 袴田 次雄
上越教育大学教務部図書課長 昇任 (情報サービス課長補佐) 山田 幸彦
庶務部人事課人事第一係長 配置換 (情報管理課総務係長) 原嶋 日出雄
平成6年4月7日付 情報サービス課閲覧係 採用   加藤 洋介
平成6年4月8日付 情報サービス課閲覧係 採用   村田 憲郎
平成6年4月9日付 情報サービス課閲覧係 採用   角田 耕治
情報サービス課閲覧係 採用   三枝 真人
平成6年5月10日付 情報サービス課閲覧係 採用   重松 朋宏
平成6年5月20日付   辞職 (小平分館) 由井 今日子
平成6年6月1日付 情報管理課(経済学部助手) 配置換 (小平分館) 金子 信夫
小平分館(社会学部助手) 採用   江良 邦子
小平分館 採用   鳥居 訓子
平成6年7月1日付 附属図書館長 併任 (経済学部教授) 中村 政則
社会科学古典資料センター長 併任 (経済学部教授) 中村 政則
小平分館長 併任 (商学部教授) 唐木 国彦


◆永年勤続表彰

平成5年11月23日付 情報サービス課雑誌第一係長 本橋 文次郎
情報サービス課閲覧係 小池 清子




平成6年度 図書館暦及び業務予定表

◎は休館,小平分館については土曜日休館

国立本館 新館・旧館・大閲覧室

新館(試験期を除く毎月第4水曜日 13:00閉館)

小平分館

(試験期を除く毎月第2,第4水曜日 13:00閉館)
平成
6年
4
◎ 5日(火)  入学式
  6日(水)  ガイダンス
  7日(木)  時間外開館開始,(夏)学期授業開始
◎ 5日(火)  入学式
 12日(水)  時間外開館開始
5    12日(火)  体育大会(水上の部) 17:00閉館
6   11,12日(土,日)  小平祭
  (10(金),13日(月)は,準備・後片付の為17:00閉館)
7   8日(金)  夏季休業長期貸出開始(旧館4冊,新館5冊)
 29日(金)  時間外開館終了,但し30日(土)は新館は開館
 11日(月)  夏季休業長期貸出開始(5冊迄)
 29日(金)  時間外開館終了
8 ◎11日(木)〜15日(月)  新館・旧館図書整備作業の為休館  
9 ◎ 1日(木)〜14日(水)  蔵書点検(新館,旧館休館)
◎24日(土)  創立記念日
 26日(月)  時間外開館開始
◎ 5日(月)〜9日(金)  蔵書点検
◎24日(土)  創立記念日
 26日(月)  時間外開館開始
10   3日(月)  (冬)学期授業開始  
11  上旬(3日間)  一橋祭及びその前後日17:00閉館  上旬(3日間)  一橋祭及びその前後日17:00閉館
 中旬  体育大会(陸上の部) 17:00閉館
12  上旬  冬季休業長期貸出開始(旧館4冊,新館5冊)
 22日(木)  時間外開館終了,但し24日(土)は新館は開館
12月27日(火)〜1月4日(水)  年末年始
 上旬  冬季休業長期貸出開始(5冊迄)
 22日(火)  時間外開館終了
12月27日(火)〜1月4日(水)  年末年始
平成
7年
1
  9日(木)  時間外開館開始
 13日(金)  17:00閉館(大学入試準備のため)
14,15日(土,日)  大学入試センター試験
  9日(木)  時間外開館開始
 13日(金)  17:00閉館(大学入試準備のため)
14,15日(土,日)  大学入試センター試験
2
 20日(月)  春季休業長期貸出開始(旧館4冊,新館5冊)
下旬  入学試験(本学第2次前期日程)
 初旬  春季休業長期貸出開始(5冊迄)
 下旬  学年末試験終了日 時間外開館終了
下旬  入学試験(本学第2次前期日程)
3 中旬  入学試験(本学第2次後期日程)
 20日(月)  時間外開館終了
◎28日(火)  卒業式
中旬  入学試験(本学第2次後期日程)

◎28日(火)  卒業式




一橋大学図書館報 “鐘” No.27
1994年10月30日 発行
発 行 人
石川亮
編集委員
黒澤節男・池上彰一・金子信夫・岩本吉弘・木村芳子・別府節子・川森静子・石村恵子・平沼智恵・矢部知美・中本裕子・村上保彦・本間紀美子・金沢幾子
発 行 所
一橋大学附属図書館