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大伝馬町長谷川木綿店古帳

概要

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木綿問屋を営んだ伊勢松坂の豪商長谷川家に伝来した資料群。


  • 松坂を本拠とする長谷川家は、延宝2年 (1674) に江戸へ進出。次第に分店・分家店を増やし、天明3年 (1783) には分店・分家店合わせて5店の江戸店を有するに至った。
    本資料群は複数の長谷川家江戸店の経営に関する資料のほか、大伝馬町の木綿問屋仲間に関する資料、講に関する資料で構成されている。内訳は、仲間関係資料25点、経営関係資料7点、講関係資料3点である。

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大正11年 (1922) 5月、古書店より購入。


  • 当時の東京商科大学附属図書館員の談話によれば、長谷川商店が古帳面を整理した際に不要と判断されたものが古紙商を経て古書店にわたり、そこから東京商大附属図書館が入手したという。各資料の巻頭には「大正十一年五月八日 小池國三ヨリ寄贈」と記されているが、これは購入資金に山一証券の創業者として知られる小池國三氏の寄付金が充てられたという事情による。
    木綿問屋仲間の資料が長谷川商店に伝来した理由は、(1) 江戸店のひとつ向店の長谷川次郎吉が株仲間廃止直前に仲間行事を務めた関係で仲間に関する資料が長谷川向店に保管され、(2) その後長谷川本家分家の統廃合に伴って長谷川商店に移されたためだと考えられている。本資料群に複数の店の経営関係資料が含まれているのも、本家分家の統廃合に起因するものと推測される。

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整理は受入後の仮整理を経て、昭和17年 (1942) 頃に幸田成友ゼミ出身の宮崎正吉氏によってなされた。


  • 最初の仮整理では、表題を欠く資料はすべて「古帳」という名称を付与されていた。宮崎氏は資料の内容を検討して「古帳」に新たな名称を付し、資料群を (1) 大伝馬町組木綿問屋仲間関係、(2) 長谷川木綿店経営関係、(3) 講関係に分類した。デジタルアーカイブへの収録にあたっては原則として宮崎氏による表題及び分類を踏襲したが、「本状控」 (請求記号 貴:7:B16) のみ「書状控」と表題を改めた。

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宮崎氏の分類に従って (1) 仲間関係、(2) 経営関係、(3) 講関係をシリーズに設定した。



  • 構造図

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関連情報

指引帳

※この資料は、デジタルアーカイブ「近代日本経済史・経営史」の収録タイトルです。

図書・論文

  • 『東京市史稿 産業篇』 東京都、1935年~
  • 『松阪市史 第12巻 史料篇 近世2 経済』 蒼人社、1983年
  • 『三重県史 資料編 近世4 (上)』 三重県、1999年

  • 宮崎正吉 「江戸大伝馬町太物問屋資料に就て」 (昭和11年東京商科大学卒業論文)
  • 宮崎正吉 「江戸大伝馬町太物問屋資料に就て」 『一橋論叢』 10-2、1942年
  • 北島正元編著 『江戸商業と伊勢店 : 木綿問屋長谷川家の経営を中心として』 吉川弘文館、1962年
  • 賀川隆行 「江戸木綿問屋長谷川家の経営の転換」 『三井文庫論叢』 33、1999年

展示

所在

  • 附属図書館 貴重資料室 【貴:7】
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